2020-07-31
白いストール
kinuiroのストールには、白があります。
漂白も染めも施していません。
玉小石という繭は、玉繭を作りやすい品種なのですが、繊細でかがやくような糸質は、親である小石丸の性質をそのまま受けついでいます。
ですので、そのままの白の色が本当に美しく、染めてしまうのがもったいなく思われます。
絹はどうしても黄ばんできますが、年月が経ってやわらかく黄色味を帯びた絹の色も、個人的には嫌いではないです。(程度にもよりますけどね)
最初は染めないで、かがやく白の色を楽しんでから、好みの色に染めるのもありだなーなんて思っています。
などと白の魅力を語っていますが、写真は槐(えんじゅ)という染料で染めた海松色(みるいろ・オリーブグリーン)の後染めストールです。
染めたものもきれいですね(*^^*)