くらしつむぐあとりえについて

暮らしのための手仕事を慈しむ空間

丁寧に作られたものには 魂が宿ります。
丁寧に作られたものを 丁寧に使っていくその過程にはきっと大切な何かがあります。
くらしつむぐあとりえでは、その何かに思いをはせながら糸と向き合い布と向き合い己と向き合いながら日々のくらしをつむいでいきたいと思っています。
古来より各地で脈々と受け継がれてきた手仕事のある暮らしの 空間のゆたかさをみなさんと共有できたら幸いです。

作る人

嘉村 亜紀子

伝統をつむぐもの

子供の頃から、人の手元を見るのが好きだった。
動く手から、なにかが生まれてくるのがおもしろかった。
目の前にあるものが人の手によって形や表情を変え、別のものになっていくのがおもしろかった。
古いものや伝統的なものに惹かれていた。機織りに出会った。糸に出会った。繭に出会った。それらを取り巻く人に出会った。
わたしはいつのまにか、その渦の中にいた。

この手だれの手
杼をなげる手 筬をうつ手
はさみをにぎる手 糸をむすぶ手
この手だれの手
わたしの手
父親の手 母親の手
じいちゃんの手 ばあちゃんの手
わたしにいろんな事を教えてくれたみなさんの手
ずっと昔からつながっている みんなの手