座繰り見学会 2024 のお知らせ
絹と衣と人とこれから
ー 心で感じる「 座繰り見学会」2024 ー
育てる命、頂く命
くらしつむぐあとりえは、三國湊の小さな古民家で営む小さな織物工房です。
特殊品種繭「玉小石」を使い、明治期からの道具と技法で、途絶えてしまった福井の絹織物「奉書紬」を制作しています。
当方では、2020年より年に一度、春繭ができた時期に「座繰り見学会」を開催しています。
今年はバージョンアップしまして、蚕と一緒の見学会です。
育ち盛りの蚕たちに見守られながら、諏訪式座繰機を使い、玉繭から糸を挽く作業「座繰り」をご覧いただきます。
命を育て、命を頂く、その営みの一端を肌で感じる時間を、皆さまと共有できればと思います。
古来より人は、さまざまな方法で糸を取り布を織り、身に纏い暮らしてきました。多くの人が、桑を育て蚕を育て、その繭から糸を得ることを生活の糧とした時代もありました。
今回皆さまに見ていただく作業は、脈々と続いてきたその営みのほんの一部でしかありません。けれど、皆さまとその少しの時間を共有することで、何かしら未来への気づきとなれば幸いです。
奉書紬のお話、蚕のお話、その他、状況に応じて。
日時 6/8(土) ①午前10:00~12:00 ②午後14:00~16:00
6/10(月) ①午前10:00〜12:00(キャンセル待ち) ②午後14:00~16:00(キャンセル待ち)
・各回3~7名(最小催行人数3名)、開催日の2日前までにお申込み下さい。
場所 くらしつむぐあとりえ (三國湊公共駐車場より徒歩5分)
内容 1、かいこ愛でタイム…蚕の品種「小石丸」
2、座繰りライブ
3、ゆるタイム(感じたことを味わったりする時間)
参加費 4,000円(税込)
ご注意 当あとりえには空調設備がありません。過ごしやすい格好でお越しください。
お問合せ、お申込み info@kurashitsumugu-atorie.com または FB Instagram から