2026-10-21
石川県立津幡高校100周年記念養蚕プロジェクト

本日10月20日上皇后美智子さま92歳のお誕生日に寄せて宮内庁からの発表を、朝日新聞10/20付の記事より一部抜粋します。
『昨年暮れには、石川県立津幡高校の生徒たちが、学校創立100周年記念事業として、10年の歳月を費やして「玉小石」の養蚕を復活させ、地域の協力を得て作り上げた伝統の絹織物「牛首紬(うしくびつむぎ)」が届けられました。
上皇后さまが古代絹織物の復元に最適とされる蚕「小石丸」を長く育てられ、伝統文化の継承にお力を貸されたことに着想を得たというこの事業に、上皇后さまは、紅葉山での御養蚕が思いがけない形で伝わったことに驚かれるとともに、生徒たちの長年にわたる熱心な取り組みに感心なさっていました。』
皇室で日本在来品種である「小石丸」の飼育が続けられている事は、私が「小石丸」や小石丸系統品種「玉小石」の少量飼育を続け、その繭を使用して絹織物を製作する上で、大きな励みになっています。
また、近年関わらせていただいている、石川県立津幡高校とのご縁も皇室ゆかりの品種「玉小石」がきっかけです。
津幡高校産の創立記念プロジェクトに携わらせていただいた事は、もったいなく有難いお話でした。
改めてご縁をいただいた事に感謝します。
このような形で上皇后さまの元に届き、また上皇后さまのお声に思いがけず触れられた事に驚くと共に、当時も今も変わらず熱心な担当の先生や、数年に渡り飼育を続けた生徒さんたちの事、また当時の自分の状況等が思い出され、感慨深いものがあります。
社会の流れにそぐわないものを残す、というご決断をされた美智子さま。
そのご決断が全てを語っているように思います。