おかいこ見学会26 のお知らせ

こんにはちは。ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか?
当工房では5/16日より、蚕の飼育が始まっております。
「蚕起食桑」
二十四節気「小満」(5/21〜6/4)の期間のうち前1/3、まさに今の時期の事です。蚕は生まれてから糸を吐き出すまでに4度脱皮をします。そうして段々に身体が大きくなっていきます。
工房の蚕たちはただいま2度目の脱皮前「眠」の時期にいます。「眠」から覚め、脱皮を終えるとお蚕たちは身体がひと回り大きくなり、食べる量がぐんと増えます。変化の前に必ずくる、この「眠」の静けさが、私は毎回とても神々しく感じます。
蚕の飼育を通して、私はいつもたくさんの事を考えさせられます。蚕は私に、生きる上でのたくさんのメッセージをくれます。桑をやりお世話をしながら一生懸命育てても、最終的に人間が絹糸を取るという目的のために、命をいただく事になります。古くからずっとそうあり続けてきた人と蚕の関係の不思議さなどから考える事も、そのメッセージの一つです。
物言わず、ただひたすらその場でじっと桑を待つ蚕には、この世界はどう映っているのでしょうね。
さて、今年も座繰りとお蚕の見学会を開催します。
この見学会は、取り組み方は変化していますが、密かに2021年より継続しています。毎年私なりにテーマを決めての取り組みでしたが、会を重ねる毎に、私が言葉で伝える事を少なくしたいと思うようになってきました。この空間に集まった、その時々のタイミングのお蚕たち、絹糸を作り布を織る古い道具たち、そして集っていただいた皆さま方と作り出される一回一回の「場」を味わっていただく事を、大切にしたいと思っています。
今年の見学会は、一心不乱に桑を食む蚕をかたわらに、素朴な道具を使い 繭から糸を挽く作業「座繰り」をご覧いただきます。
長い時を経てなお存在するもの、時間をかけて作られたものには不思議な力があります。そんなものたちの集まる空間に身を置き、歩みを止め、佇む事で気づくこともあります。 古より人と共に在った、大地の営み 蚕の営み 暮らしの営み それらの息遣いを感じながら、慌ただしい日常から少し離れてみませんか?ここで過ごした時間が、何かしら未来への気づきとなれば幸いです。
日時 ①5/31(日) ②6/1(月) ③6/7(日) ④6/9(火)
午前10:00~12:00 午後14:00~16:00
・各回3~5名程度(最小催行人数3名)
・申込〆切 各開催日の3日前まで(先着順)
内容 ・座繰りライブ
・かいこ愛でタイム
・お茶時間(お蚕がらみのスペシャルティー&季節のお菓子)
参加費 4,000円(税込)(スペシャルティーお持ち帰り付き)
お願い ・蚕は生き物です。開催日後半になるにつれて蚕は大きくなっていきます。生育次第では、③④の会では繭になっている可能性もありますが、ご了承ください。
・当アトリエには空調設備がありません。過ごしやすい格好でお越しください。
お申し込みはこちらから➡ https://forms.gle/GL9iJqnShWvr3BrR9
