2021-02-20
何を良しとするか
白い布も繭も雪もすべては大地から。
玉繭を多く作る繭「玉小石」
日本の原種繭でありながら生産性の低さから時代から取り残されてしまった小石丸。
その小石丸を親とし、一般的に屑繭とされる玉繭を多く作る品種です。
玉繭から作る糸は節ができ、扱い難いことから敬遠されます。
けれど、厄介者である節は、空気を多く含み、軽くて温かな布になります。
小粒ながらも糸質のよい「玉小石」
輝く白さの「玉小石」
味わい深い玉繭の多い「玉小石」
デメリットをメリットに。
はみ出し者の個性を際立たせる。